龍ヶ崎市で、屋根塗装工事を行いました。

まずは、タスペーサーの挿入の様子です。

屋根には元々雨水が抜けるための隙間があり、塗装を行うと塗料の厚みが付き隙間が埋まってしまう恐れがあります。雨水の逃げ場がなくなり、屋根下地が腐食し雨漏りに繋がります。雨漏りや内部結露を防ぐため、タスペーサーという部材を取り付けて隙間を確保していきます。以前はカッター等で縁切り（隙間確保の方法）をしており、仕上げた塗装に傷をつけたり屋根を汚してしまう等時間と手間がかかっていましたが、タスペーサーによりコストが抑えられるようになりました。

屋根が傷んでいましたので、下塗りを２回行いました。

下塗りは、素地と中塗り（上塗り）材との密着を高めるためのものですが、素地が傷んでいると塗料の吸い込みが激しくなるため、一度しっかり染み込ませて素地を強固にし、もう一度下塗りを行うことで、本来の接着材の役割を果たすことが出来ます。塗り残しの無いように気を付けて施工いたしました。

中塗りの様子です。

フッ素UVコートを使用しました。耐候性・高光沢性・低汚染性・フレキシブル性に優れており、機能性と経済性の高いフッ素塗料です。汚れに強く艶やかな仕上がり感で、長期間に渡り美観を維持してくれます。

上塗りの様子です。

同じ塗料を使用して２回塗装することで、塗膜の厚みを作り塗料の性能を発揮できる状態にしていきます。

屋根は日々、紫外線や風雨を直接受けているので、劣化が進みやすい箇所です。劣化により雨漏りが発生し、家の内部を腐らせてしまう場合もありますので、定期的なメンテナンスが必要になります。外壁塗装をお考えの時には同時にご検討ください。