当社では、安全な塗装補修工事を行うために、施工前にいくつか施主さまに家屋周りの整理や片付けをお願いすることがあります。
これは、足場を設置したり作業の安全を確保するために必要なものとなっています。
現場調査を行ったときに、どこに足場を組むのかという計画も立てますので、家屋周りに置かれている物品の整理や片付け、庭木の剪定もお願いすることがあります。
具体的にどういったものを行ってほしいのか、土浦市の現場を例に見ていきたいと思います。

こちらの現場ですが、庭木がずいぶんと生い茂り家屋周りに足を踏み込むのも困難になっていました。
足場を設置するスペースもなく、剪定する必要があります。

玄関周りの様子です。
伸びた枝葉が家屋に触れるほどに茂っています。
このままでは外壁の塗装の邪魔になってしまいますね。

どれくらいが剪定基準かというと、やはり外壁など塗装を行う場所には触れない程度には切っていただきたいと思います。
また、外壁に触れていなくても、職人の作業の際に安全性が確保できない場合は、当社より更に短く剪定していただくようお願いすることがあるのを、ご了承いただければと思います。

今回は庭木がずいぶん大きかったので、剪定だけではなく、根ごと引き抜くことにしました。
生えていた庭木をすべて撤去するとずいぶんスペースがあき、足場を組んでも問題なさそうです。
しかし、まだ庭には荷物が散乱していますね。
足場は立っても荷物があると作業の邪魔になってしまいます。
家屋周りにものがあるときは、別の場所に収納いただくか、ゴミとして捨てていただくことをお願いしています。

今回はすべて不用品ということだったので、自治体のゴミ収集のルールに従って事業用ゴミとして廃棄しました。

庭木の剪定と荷物の整理・撤去は原則的に施主さまご自身で施工開始までにやっていただく作業となっています。
しかし、今回の現場のようにひとりではどうしても難しい、といった場合もあると思います。
その際は是非担当者にご相談ください。

剪定と整理が終わると、家の周りがスッキリしますね。足場の設置や工事の作業を行うときに危険なものは見当たりません。

足場もしっかり安全に設置できました。
当社では事故のない工事を心がけていますので、ぜひ施主さまにもご協力いただければと思います。