街の外壁塗装やさん取手店
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夏が終わりに近づき、秋めいてきましたね。そうすると増えるのは台風です。昨年(令和元年)の台風15号、19号や今年(令和2年)の台風9号、10号のように威力が大きな台風が日本列島に上陸・通過することで、家屋には甚大な被害が出てしまいます。屋根瓦が吹き飛んだり、棟板が剥がれてしまうこともあるのです。
今年も日本近海や太平洋は高い海水温で、巨大で威力の高い台風が生まれる可能性があると言われています。本格的に台風が接近する時期になる前に、ぜひご自宅の屋根をチェックし、暴風対策をしていきませんか?
こちらの現場は、暴風で棟が完全に剥がれてしまっています。棟板金はしっかりと釘で打ち付けて固定されているため、風にも負けないようになっているのですが、一体何が原因なんでしょうか?
原因は棟板の下にある『貫板(ぬきいた)』にありました。貫板は幅90mm、高さ1.5cm程度の細長い板材の総称です。屋根で使用する場合、この貫板の棟板金を釘で打ち付けて固定します。貫板は腐食に強い杉材を使います。しかし、いくら腐食に強いとはいえ、杉板(木材)を使用しているので、長く屋根の上にあると湿気などで貫板が腐食してきてしまいます。
湿気を含んで腐食しはじめた貫板は、もとの硬さがなくなり、ふわふわと柔らかくなってしまいます。こうなってしまうと、固定のための釘が噛み合わず浮き上がってきてしまうのです。そこに暴風が吹きつけて棟板金を飛ばしてしまう、という被害をもたらすのです。
棟板が浮き上がったり、外れてしまったという被害が出たときは貫板ごと交換する工事を行っていきます。今回はその工事の様子をご紹介します。
まず、古い棟板金と貫板を撤去していきます。
続いて、屋根の峰にあわせて新しい貫板を設置します。
その後、棟板金を貫板にかぶせるように設置し、釘で固定していきます。貫板は屋根と。棟板金は貫板としっかりと釘で固定されているのでこれで台風の風にも負けません!
棟板金の補修が完了しました!ご自宅の屋根に不安がある場合や、昨年の台風の影響が知りたい!と思っている方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。ご相談、調査は無料で承らせて頂いております。