街の外壁塗装やさん取手店
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こんにちは、街の外壁塗装やさん土浦店の『街の外壁塗装やさん』です!土浦市、かすみがうら市、つくば市など茨城県県南地区中心にご住まいのお困りごとを、塗装や補修・リフォームで解決するお仕事をしています!
今回は、人気の『クリア塗装』について詳しくご紹介します!
新築時にたくさん悩んで決めた外壁の風合いをずっと残したい!と思う方はたくさんいますよね。最近のサイディングボードはレンガ調、石造り風、木目調など複雑なカラーリングのものがあります。しかし、塗り替え工事を行うときになると、単色カラーで塗りつぶさなきゃいけない!とショックを受ける方も多いと思います。そんなときにおすすめなのが、透明な塗料で塗り替えを行う『クリア塗装』なのです!
しかし、この『クリア塗装』ですが、透明な塗料を塗るため、塗装の可否に厳しい条件があるのです!この条件をクリアしないと、製品の保障基準に至らないと判断されてしまいます。今回の記事では、どんな外壁がクリア塗装にむいているのか、逆にNGな外壁とは?と詳しくご紹介します、!
まず、おすすめの外壁をご紹介します!
なんと言っても築浅の物件です。外壁サイディングは紫外線や風雨の影響を受けて、表面が劣化していきます。メンテナンスの基準として約10年で塗り替え工事を行いましょう!と言われています。それは外壁表面がだいたい10年で傷んでしまうからです。クリア塗装の場合、透明な塗膜のため、外壁の劣化が見えてしまいやすぅなります。そのため、10年以上経った外壁にはクリア塗装はおすすめできません。逆に、10年以内の築浅の物件の場合、クリア塗装が可能です。独特の風合いを長く保たせたい!という場合は10年を待たず、クリア塗装を行うといいでしょう!
2つ目はサイディングボードの色合いが複雑な家です。レンガ調、石造り風、木目調など多色サイディングは塗替えでの再現はほぼ不可能です。お気に入りの外壁サイディングの風合いを残したい!というときにクリア塗装はピッタリです。
外壁のひび割れは、コーキングを充填したり、専用の補修塗料を使用することが有ります。クリア塗装ではそのようなひび割れの補修の様子や、ヒビの状態が見えたままになってしまいます。ヒビのない外壁でしたら、塗装OKです!
結構、クリア塗装を行う条件は厳しいですね……しかし、これも塗料メーカーや職人がきれいで安全安心な家を提供する!という気持ちから基準を作っているのです。
続いては絶対NG!施主さまがクリア塗装がいい!と言ってもお断りさせていただくパターンをご紹介します。
『チョーキング現象』とは、紫外線の影響で外壁表面が粉っぽくなってしまっている状態のことです。手で触るとチョークの粉のように手が汚れるためこのように言われています。チョーキング現象は、外壁サイディングの表面劣化のサインです。非常に傷みが大きいことを意味しています。クリア塗装では日光を外壁に届けてしまうため、劣化を止めることができません。劣化の保護のための塗装をしないといけない状態のため、クリア塗装ができないのです。
こちらもチョーキング現象と同じ理由でNGです。表面が劣化している状態でクリア塗装を行ってしまうと、傷んだ状態がよく見えてしまいます。塗り替えで新しくピカピカにするのに、色褪せた外壁が見えてしまうのは非常に残念です。
ヒビ割れが起きている場合は、専用の補修を行うことが多いです。コーキングのあとや、補修塗料がみえてしまい、外壁がぼろぼろなのがわかってしまいます。
最近の窯業系サイディングには、日光の力で藻やカビの発生を防ぎ、非常に高いセルフクリーニング機能をもたせた『光触媒』の外壁や、炭素を含有しない無機物を使用し紫外線につよい表面塗膜を持った『無機塗膜』といった高性能なものが人気です。しかし、この『光触媒』や『無機塗膜』は他の塗料を弾きやすい性質があり、塗り替えの際に使用できるものが限られています。残念ながら、クリア塗料で該当塗料は無く、光触媒サイディングボードや無機塗膜のものが使用されていた場合は劣化の具合が低くても、クリア塗装ができないのです。
クリア塗装は人気ですが、実は条件が非常に厳しいのです……!お客様のご要望のとおりに施工したいと、こちらも重々承知ですが、以上の条件によりクリア塗装不可!となった場合にはご理解をいただければと思います。