つくば市の現場調査の様子についてお伝えします。
築40年の住宅で、外壁塗装の色あせと雨漏り対策が充分にできてるかが心配とご相談を受けました。
今回の記事では外壁の状態について見ていきたいと思います。

今回のつくば市の現場は、外壁材にいわゆるトタンと呼ばれる亜鉛メッキ合板が使用されていました。

日本の外壁サイディング材としては70年頃から90年代まで広く普及した素材になります。
モルタル壁よりも意匠性も耐久性もあり、工期も短いため多くの住宅に採用されていました。

ただ、金属製の部材のため、サビに弱く、夏は暑く冬は冷え込むというデメリットが挙げられます。

耐用年数は20年と長いですが、適切なメンテナンスを行った状態での年数のため、定期的な塗装が必要です。

熱さ、寒さに弱いのでエポキシ系のサビ止め塗料を下塗りで塗ったあと、遮熱効果のある塗料で上塗りをおこなうのがいいでしょう。

つくば市築40年の外壁調査、外壁はチョーキング現象がおきていました。

外壁表面の塗膜が紫外線や日光などによって劣化し、粉状になることを言います。

チョーキング現象は塗装のサインと呼ばれています。これ以上劣化が進まないように塗装をおこなっていきましょう。

手で外壁に触れたときに、白い粉が付着するので気になるときは試してみてください。