その契約は大丈夫?契約前に確認したい「塗装工事お見積りの見分け方」
(^o^)今回は正しい「塗装工事お
見積もりの見分け方」をご紹介します!塗装料金に直結するお見積り。
お見積りでは専門用語が並び、お客様は
頻繁に塗装をおこなうわけではないのでわからないことが多いですよね。さらに業者からの
正しい見積もりかどうかも判断が難しいのが実際のところです。塗装会社の街の外壁塗装やさん
では、地域のお客様が適正な価格で適正な工事を受けられる ようになっていただきたいと考えています。このコラムが
ご契約前の見直すキッカケ になっていただければ幸いです。それでは
みていきましょう!
見積もりに落とし穴?!お見積もりのチェックポイント
塗装
を依頼する際の重要な指標となる見積もりについてです。見積もりは項目毎に記載されています。
ですが実際は、
どこを塗るのか、何を塗るのか、金額はいくらかの3点を重点的に見ていると思います。「屋根と外壁の塗装、その他雨樋や破風板もはいってる・・・よし問題無い!」
なんて思っていませんか?
実はそのお見積りに落とし穴がある場合があります。
その落とし穴に落ちないようにしっかりとお見積りをみていきましょう!
塗装工事で見落としてしまいがちなのは、①補修工事が含まれているか
②塗装回数は基準を満たしているか
③付帯部分に漏れはないか
④外壁
ジョイント部コーキングは基本打ち直し、入隅は増打ちになっているか⑤バルコニー(ベランダ)トップコートは含まれているか
⑥(スレート屋根の場合)タスペーサーは含まれているか
以上の5点(スレート屋根の場合は6点)です。
1つずつご説明していきますね!
①補修工事が含まれているか
補修工事とは、外壁や屋根の傷はもちろん雨樋や雨戸などの修繕工事も含まれます。
この補修工事という項目は
本体工事に含む業者さんも多く、分かりづらいことが難点といえます。もし、工事項目の中に記載がなければ、まず備考欄を確認します。
備考欄はお見積り書の一番右に小さく書かれていたりする場合が多いです。
大きく備考欄を設けてる業者さんもいます。
ここに記載してあれば補修してくれるものと考えてよいでしょう。
どこまでの範囲か、確認してメモを取っておくのもよいですね。
記載が一切無い場合は担当者に確認することをオススメします。
良くあるのが、工事が始まってから補修工事の記載がないことに気付いて確認すると
「お見積りに記載がない工事は別途費用がかかります。」
となるケースや、
工事が完了してから不具合に気付いて確認すると
「補修は工事項目にない」
「施工後に発生したもの」
とトラブルに発展するケースです。
補修工事についてお見積りに記載がないけれど、口頭で含まれていると説明する場合は実際に含まれる可能性の方が高いかもしれませんが、確実性に欠け不安になりますよね。
そのような場合は、記載した見積もり書を作り直してもらうなどして書面に残すと良いでしょう。
実際にそういうトラブルやそれ以上のトラブルに発展し、ご相談にくるお客様もいらっしゃいます。
お見積りの段階から細かく注意してみてみましょう!
②塗装回数は基準を満たしているか
塗装回数とは、仕上げ塗装するまでの重ね塗りする回数です。
一般住宅の外壁・屋根
塗装の回数には基準があります。外壁・屋根は3回
半外部(軒天等)
は2回付帯部分
は2回以上が最低の基準になります。
お見積りの記載
は業者さんによって違うと思うので下塗り
中塗り
上塗り
という記載になる場合
下塗り1回
上塗り2回
と回数で記載になる場合があります。街の外壁塗装やさん 取手店では後者の記載になります。
さらにオイルステインやキシラデコールなどの塗料以外は
下塗りに使用する塗料は下塗り専用になり、
中塗り(上塗り1回目)、上塗り(上塗り2回目)の材料は一緒な点も確認しましょう。「一緒に記載されていて塗料の種類が分からない
!」なんて場合は要注意です。
疑問があったら契約の前にきちんと確認をしていきましょう。
③付帯部は全て含まれているか
付帯部(ふたいぶ)とは、屋根や外壁以外の家を構成する建部のことです。
住宅の付帯部はたくさんあります。
水切り、雨戸、戸袋、シャッター、雨樋、破風板、鼻隠し、巾木、帯板、換気フードなどです。
さらに細かく分けると、ポストなども付帯部に含まれます。
ほとんどの場合は、外壁塗装・屋根塗装に合わせて付帯部も塗装しますので、見積もりに記載されている場合は心配はないかと思います。
しかしポストや門塀なども塗装したい場合は必ず確認するようにしましょう。
また付帯部とは異なりますが、基礎の塗装はしないことが多いので見積もりに記載されていないことがほとんどです。
基礎の塗装をご希望の場合も、しっかりと塗装業者に伝えましょう。
④外壁ジョイントコーキングは基本打ち直し、入隅は増し打ちか
コーキング(シーリング)の打ち直し、増し打ちは足場が必要になるので塗装工事と同時にやるのが一般的で経済的です。
そして外壁のジョイント部分は一度コーキング(シーリング)を撤去して新しく打ち直します。
サッシ周りのコーキングは劣化具合と撤去のリスクがあるため、増し打ちにすることがほとんどです。
このコーキングの項目が正しく記載されているか確認しましょう。
圧倒的に安い見積もりでコーキングの打ち替えがなく、
塗装後1~2年でコーキングが割れてしまったトラブルが実際に起きています。
安い見積もりに引っかからないように注意しましょう!
⑤バルコニー / ベランダのトップコートは含まれているか
バルコニー
/ ベランダのトップコートとは、表面の塗装のことです。最近の住宅ですとグレーでテカリのある床が多いですね。
そのトップコートを塗り替える
かどうかの項目です。塗装工事なので当然入っていると思われるかもしれませんが、
お見積りに入っていないため別工事になると
いったケースが見られるそうです。一般的なサイズのバルコニーでの
費用としては5~6万円前後の業者さんが多いと思いますが安い金額ではありません。こちらも漏れがないか、必要ないのに入っていないか、をしっかり確認しましょう。
⑥(スレート屋根の場合)タスペーサーは含まれているか
スレート屋根で重要になるのがタスペーサー(縁切り)
です。タスペーサーは屋根材同士が塗料でくっついてしまわないよう
縁切りするための資材です。
タスペーサーを使わないで塗装してしまうと、
屋根材の隙間を流れる雨水に通り道が無くなり雨漏りの原因となったり、毛細管現象で
雨漏りの原因 になってしまいます。屋根下地の腐食の原因にも繋がります。スレート屋根を塗装する際には、見積もり書に
タスペーサー(縁切り) がはいっているか必ず確認しましょう。まとめ!
今回は「正しい
見積もりの見分け方」についてお話しました。お見積り書って専門用語が多く、見ていると疑問がいっぱい浮かんでしまって
質問に迷ってしまいますよね!
素材に合った塗料なのか、など色々ありますが、
でもまずは要点を確認して
「本当にこの見積もりで大丈夫なのか
」と疑って掛かることがトラブルを回避する第一歩です。
万が一トラブルが発生しそうになった際に、資料にもなるのでお見積書はよく精査しましょう。
お手元にお持ちのお見積り書にご不安がある方、依頼先の業者さんを迷っている方はお気軽にご相談くださいね!
相見積もりも重要です!見積もり依頼もお気軽にお声がけください(^o^)
目指しているのは「家のかかりつけ医」です!