足場が組み終わると高圧洗浄が始まります。

室内に間違って水が入らないように鍵を閉めて頂いてシャッター下ろして洗浄します。

風が強い日や雨の日は避けておこないます！

洗浄が終わると古くなった外壁の縦目地（縦ジョイント）のコーキング除去をおこないます。

このまま塗装してしまうと割れてしまってまた足場を組んで工事しなければなりません。

逆にコーキングだけ打ち直しても塗装のためまた足場が必要になるのでまとめて工事をすることをオススメします！

クリア塗装など特殊な塗装は順番が前後することがあります。

コーキング除去が終わるとマスキングテープを貼り、プライマーと言われる薬液を塗布します。

これは外壁材とコーキングをくっつける接着剤の役割するものです。

これを塗布しないと短期間で肌分かれ（外壁とコーキングが剥がれる現象）を起こしてしまい再施工が必要になってしまいます。

プライマーを塗布したらコーキングを充填していきます。

コーキングは専用のガン（鉄砲みたいな道具）にセットして使いますが、その後にヘラで押さえて慣らしていきます。

これもしっかり充填されていないと割れや肌分かれの原因になるので丁寧におこないます！

あまりやられてるのを見かけないサイディングの横目地（横ジョイント）のコーキングです。

サイディングは年月ともに痩せているのでどうしても横目地も隙間大きくなってしまいます。

そこから雨水が侵入するのを防ぐため当社では横目地もコーキング処理をおこなっています！

その他に外壁のクラック（ひび割れ）、傷なども補修していきます。

ケレン（目荒し）もおこなってます。

これを行わないと塗料ののりが悪く剥離してしまうので重要な作業ですよ！

手に持ってるのスコッチブライトというヤスリみたいな道具ですね。

他にもスクレーパーとうヘラみたいな道具やペーパーバフという電動工具につけるものなど、いろいろあります。

現場ブログや施工事例でご紹介していますのでよかったら探してみてくださいね！

塗装は基本上からおこなっています。

何かない限り、屋根塗装からおこなっています。

屋根塗装は基本3回です。

下塗り～中塗り～上塗りで仕上げます。

屋根材の痛み具合によって、下塗りを2回おこなっていきます。

そうそう！

大事なタスペーサーも忘れてはなりません！

タスペーサーとは何か？

スレート屋根の塗装には必須アイテムです。

タスペーサーを入れないと、塗料で屋根材同士がくっついてしまうんです。

屋根材がくっついてしまうと雨水の逃げ場がなくなり雨漏れの原因になってしまうためとても重要な工程です！

スレート屋根で見積もりなどに塗装しか記載されていない場合、タスペーサー挿入（または縁切り）がおこなわれるかしっかり確認しましょう！

下塗り～中塗り～上塗り、とすべての工程を丁寧に作業していきます。

居間は塗装できないパミール屋根などはカバー工法をご提案させていただいております。

塗装の前に養生の作業もおこなっています。

塗装と養生はセットですね！

外壁塗装も下塗りからスタートです。

塗料にはいろいろありますので割愛しますが、塗る回数は基本的に同じです！

外壁は下塗り・中塗り・上塗りの3回で仕上げています。

外壁の状態等をみて4回でご提案させて頂く事もありますが基本はこの回数です！

塗装には乾燥時間を設けなければなりません。

しっかりと乾燥させることにより、家の建材を守る丈夫な塗膜が作られるためです。

屋根塗装や外壁塗装の合間、軒天の乾燥時間に破風板や雨樋など、作業に無駄がないように塗装を進めていきます！

雨戸やシャッターボックス、水切り等も基本的に全て塗装していきます！

塗装が全て終わったら、最終チェックをおこないます。

現場を担当した職人以外のものが、塗装がきちんと出来ているかどうかを厳しい目でチェックしていきます。